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AIジジイの囁き

AIジジイの日々の想いや感じたことを囁き綴る、ゆる~いブログです

 

仮面ライダー ティアーズ -vol.4-


Category: 暇つぶし文庫   Tags: ---
-前回のストーリー-

世界情勢に嘆く楓
突然テレビモニターに
白髪の老人 "メイプル" が映し出される
彼は、楓にクロウリー出現の一報を伝える

楓は優愁町の住宅街に急行した
そこで奇妙な親子に出合う
その親子は、"パチン" と言う
爆ぜる音と共に、影(黒いクロウリー)へと変貌を遂げた

"また実験は失敗しましたかぁ" と言う言葉とと共に
その場に、小太りの男が現れた
その男の正体は、フクロウの姿をしたクロウリー "アウール" であった

アウールと対峙した楓は
ライダーに変身し、攻撃を仕掛けるのだが
影とアウールに、巧みに攻撃をかわされ
アウールの放った、閃光に目が眩んでいる間に逃げられてしまった

クロウリーレーダーの備わっているスマートフォンで
アウールの行方を捜していると
その画面には、アウールが映りそして
全身に羽根が刺さった男性が映し出された

-仮面ライダー ティアーズ- 第4話:-銃-

ライドロイドに跨り楓は、スマートフォンが指し示す場所へと急いだ

『うっ、うわぁぁぁぁ~!!』
楓が駆け付けたと同時に、全身に羽根が刺さった男性は
大声を上げその場に倒れ、地面に広がる自身のカゲの中へと吸い込まれていった
『くそっ! 間に合わなかったかぁ!』
楓は不可思議に地面にに残る、人の形をしたシミを見つめながら
大きな声で叫んだ
そして、アウールを睨みつけ
『オイ! お前! この人に何をした!』
と、怒りをあらわにして言葉を吐き捨てた

『オヤ、意外にお早い御到着で』
相変らずアウールは、楓を小馬鹿にした様な口調で囁き
続けて
『彼からは体表データーと、負の感情を頂きました』 と
いつの間に戻ったのか、淡く光る羽根を右手に持ち
見せびらかすように、喋り続けた
『私達、クロウリーは個々に人の体表データーを搾取できます
勿論、方法はそれぞれで違います
私はこの羽根でデーターを搾取します
そして、この羽根を私達に刺す事により、人の体表データーを
体に固着させ、人へと化けるのです』
と言うと、右手の羽根を影へと投げつけた

"カッ、カッ、カッ!" 羽根は影に刺さり
白い輝きが強くなった
すると影は、先程の男性へと変貌していたった
しかし、次の瞬間
"パチンッ!"
爆ぜる音と共に、元の影へと戻ってしまった

『ウーム…、やはり影には固着しませんか
影を人に化けさすには、何かが足りないようです
他の方法を考えましょう』
アウールは気落ちもせず、続けて
『さて、負の感情も集めなければならないので、次に行くとしましょうか』
と羽根を広げ羽ばたき出そうとした時
『そうはさせるか!』『変身!』
楓はライダーへと姿を変え、アウールに向けてパンチを繰り出した
『フォフォフォ、以前も言いましたが私は貴方と
真面に戦う気はございません
影達よ、ライダーのお相手をしてあげなさい』
そう言うとアウールは指を "パチリ" と鳴らした
すると、地面から十数体の黒きクロウリー "影" が湧きだし
ライダーを取り囲んだ
『では、ごきげんようー、フォフォフォ』
アウールは嘲り笑い、天高く舞いあがりそして雲の彼方に消えた
『まっ、待てー!』
楓の声が虚しく響く中 『イーッ!!』 影達が奇声を発しながら飛びかかって来た
『うぉーーーー!!』 ライダー、いや楓は怒りにまかせ
白く光った拳で、影達を殲滅し、そして
『うぉーーーー!!』再び叫んだ

『くそっ!卑怯な奴め!』 "ガンッ"!" 楓は苛立ちを露わにし、テーブルを殴った
『そんなに焦らない、気持ちだけが前に行きすぎても
あのクロウリーの思うつぼだよ』 写真館に戻った楓に、モミジは諭す様に話した
『熱い心を持っているのは、楓の良い所だと思う
でも、熱くなり過ぎるのは、楓の悪い所
熱い心を持って、冷静に行動をする、楓にはそうして欲しい
ゴメンね、言うだけは簡単だもんね』
楓の前に座るモミジは優しい目をし、そう楓に囁いた

とその時 『楓君、フクロウクロウリーが優愁駅に現れた、急行してくれ!』
テレビモニターに映し出された、白髪の老人メイプルが
アウールの出現を楓に伝えた
『了解しました! 今度こそ奴を仕留めます!』
そう言うと楓は急いで出口へと向かった
『楓、冷静に、気を付けて』 その背中に向ってモミジが声を掛けると
楓は右手を上げ 『ありがとう!』 と言って扉から勢いよく駆け出した

『ハハハハハーー! 泣きなさい! 叫びなさい! そして、恐怖しなさい!』
アウールは、逃げまどう人々に向け、上空から叫び声を浴びせかけ
地上に向け羽根を発射しようとした、その時

『今度は逃がさないぞ!』
上空にいるアウールに向かって楓は叫んだ

『性懲りもなく、現れましたか
しかし、私は貴方とは戦わないと申し上げているではないですか
上空にいる私に貴方は何が出来ると言うのですか、フォフォフォ』
何時もの如く嘲りの言葉を楓に吐きかけた時
"CHANGE" "FLIGHT MODE" 電子音が鳴り響き
クリスタルの光を浴びた、ライドロイドが飛空形態へと変形して行った
『僕も空で戦える!!』 『変身!』
眩く輝き、ライダーに姿を変え、ライドロイド フライトモードの上に飛び乗った
横向きになった前後のタイヤ部分から、エアーを噴射しながら
ライドロイドは空中へと舞い上がり、アウール目がけて飛んで行った

『飛べるなんて聞いていませんよ!』
アウールは少し戸惑ったが、再び冷静な口調で
『しかし飛んでいるのは、その機械仕掛けのロボットです
ライダー貴方自身が飛んでいるのではありません
自ら飛べない貴方などに、私はやられません!』
と言うや否やアウールは大きく羽根を広げて
『フンッ!』 掛け声一閃、無数の羽根を射出した

ライダーに向け無数の羽根が光の矢のように襲い掛かって来た
『ライドロイド!』 ライダーは叫び、ベルトのクリスタルの輝きを
ライドロイドへ向け放った
輝きに包まれたライドロイドから
"METAMORPHOSE" "GUN" と言う電子音が鳴り響き
ライダーが握っていたハンドル部分が外れ、銀色に輝く銃へと変化して行った
そしてライダーの右手の中に納まった
『ファイヤー!!』 掛け声と共に引き金を引き
小さなエネルギーの塊が、光の矢となった無数の羽根目がけて
放たれた
"ガッガガガガガーーーー!!"
エネルギーの塊は羽根に命中し全てを撃ち落した

『ぐっぬ…! 飛び道具を使えるとは…!』
間抜けな言葉を呟き、アウールは踵を返しライダーに背を向けながら
『今日は、分が悪いようです、また近々あいましょう!』
とこれまた締まらない、言葉をを吐き捨てながら逃げようとした

『もう、次は無い! ここで終わりだ!』 ライダーはそう叫ぶと
"ENERGY BULLET" 再び電子音が鳴り響く
すると、ライダーの持つ銃に向けベルトのクリスタルから、黄金に輝くエネルギーが流れていった
黄金のエネルギーは銃身で大きく膨らみ "LOCK ON"の電子音と共に
ライダーは再び大きな声で 『シューティング!!』 と叫び
引き金を引いた

"バギューーーン!!"

発射音と共に、黄金のエネルギーの塊はアウール目がけて一直線に放たれた
アウールは逃れようと、急上昇急降下を繰り返したが
完全にアウールをロックオンしたエネルギーの塊からは逃げる事が出来なかった
そしてついに
『おっお前ーー…ギャッ!』と言う断末魔と
"ズガガーン!!" と言う炸裂音を残し、アウールは砕け散った

ライドロイド スカイモードは静かに地上へと降下し
着陸と共に、バイクへと戻った
楓も変身を解きバイクへと跨り、拳を小さく握りしめ
『よしっ!』 と呟いた
そして、アクセルを開けバイクを発進させようとした

その時
『星川ー楓ー!!』
突然大きな声で誰かが楓を呼び付けた
声が聞こえた方に振り向くと、そこには長髪の男が右手に何かを握りしめ
ビル屋上に立っていた
その長髪の男は、先の戦いで逃げ延びた、狼クロウリーの "ウォルフォ" だった
『俺様を覚えているか ! いやそんな事はどうでもいい!
お前と、フクロウ野郎の戦いは見せて貰った
やはり、フクロウ野郎では役不足だったな ! お前を倒すのはこの俺様だ!』

と言うと、ウォルフォは右手に握りしめた物を楓に見せる様につき出し
『これはフクロウ野郎の心臓だ ! お前にやられる瞬間に奪ってやった !』
そう言うと、自分の胸へとアウールの心臓をつき入れた
『ぐっっーーーぬ!』
うめき声と共に心臓は体内へと消え、そしてウォルフォの体は眩く光った
『今の俺様では未だ貴様には勝てない、もっともっと同化して
圧倒的な強さを手に入れたら、お前を倒してやるぞ!
それまで誰にもやられるんじゃねーぞ!』
と一方的にまくし立てると
掛け声と共に、アウールの羽根と同じものを体に生やし空高く舞い上がり
雲の中へと消えて行った

あまりにも唐突で、一方的なウォルフォの行動に楓は呆気にとられた

暫くし我に返った楓は、ウォルフォの言動行動を心に留め
アウールとの戦いを思い返し
『冷静になれたのはモミジのお陰だ』 と呟き、もう一度拳を握りしめ
バイクを発進させ、風を巻き上げながら帰路についた
                                     (BGM:EDGUY:TEARS OF A MANDRAKE)
----(本日の写真)----
EYE5.jpg
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